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to be, or not to be,,,
room416へようこそ!
that is question.
という訳で、先日来このお部屋で記さねば!!!と思いつつも、観劇で大フィーバーしておりましたので本日改めて。
僕が極最近観た映画はケネス・ブラナー監督・脚本・主演作品"ハムレット"(1996)でございます♪
この作品、僕にとってほぼ完璧な"Hamlet"でございます。映画とは言っても全然舞台的で、三谷幸喜さんが監督をされた映画の様な雰囲気とでも申しましょうか、、、。
兎に角、舞台人が制作した映画。
セットから衣装から俳優さんから、全てが豪華ッ!!!えっ?!この役をロビン・ウィリアムスさんがッッッ!!!?といった驚きまで与えてくれます。
何よりもこの作品の素晴らしいのは"台詞が完璧"なのです。僕は英語が出来ないので偉そうな事は言えないのですが、一言も原作から割愛する事無く作品を撮ったそうな。
僕は脚本や本を書く際、名言や伝えたい言葉を極力削り、更にとことん絞って要所で少し出す。といった具合を心掛けております。何故ならば、良い台詞、力ある言葉を乱立させてしまうと、その中に本当に伝えたかった作品のメッセージが埋もれてしまう事が怖いからに他なりません。
しかしながらシェイクスピアの凄まじい才能、それは戯曲一本通して台詞の全てが完成された文章であり、言葉であり、メッセージなのです。
言うなれば名言しかない、言葉のルーブルとでも言うべき完璧なまでの台詞コレクション。僕は字幕を追っかけているだけですが、それでも唸ってしまう程に素晴らしい言葉達がずーっと紡がれるのです。これはもうある種の脅威でございます。
"シェイクスピアは翻訳された時点でその魅力の90%が失われている"という有名な言葉がございますが、無学な僕には到底どの箇所でどういった具合でその魅力が失われたのか、等と分かる術もございません。が、ただこの言葉の意味はなんとなく理解出来るのです。つまり、それほどに巧みな文章であるというのが、翻訳された文章であっても読めば想像がつくのです。
それを省く事無く、そしてまた完璧なまでの視覚効果がプラスされたこの映画は、正に脳内翻訳機。
是非、演劇人には観て頂きたい作品なのですが注意点が、、、。この作品、4時間ほど御座います。忘れもしません、高校の時分に前売券を買い、映画のチケットにしては余りの値段の高さに驚いてチケットをよく観ると、
この作品は前編・後編の二本立てでございます。途中、間に休憩が入ります。休憩時間には皆様にお茶の提供がございますので、ゆっくりとお寛ぎ下さいませ。
確かこの様な文章が、、、。え?!ティータイム付き?とても不思議な映画でございました(笑)
けれどその後、何回かはビデオで拝見したのですがやはり映画館で観た時の感動は超えられませんね、、、。
唯一残念と申しますか、あくまでも僕のリクエストと致しまして、オフィーリアの入水。ここをもっとしっかりと映像化して頂きたかった。。。ただ内容的にその後の葬儀のシーンの台詞にも影響してしまう為、何と言いますか、素人考えではございますがレアティーズの想像として映像化して頂きたかったなぁ〜と。
オフィーリアの入水は映像でしか再現が難しい様な気が致します。柳に手を伸ばし足を滑らせ解けた花輪の花々と共に水面に浮かぶオフィーリア。彼女のドレスの裾が水中花の如く広がり、歌を唄いながら徐々に水を含み沈むドレスと共に、、、。
こういった描写を撮って頂きたかった(/_\)
けれど観て損はない作品ですし、逆にシェイクスピアに興味は有るけれど、読むのは骨が折れるなぁ、、、とお思いの方は是非♪
この"ハムレット"は正しくシェイクスピアでございます!!!o(>_<)o
ハムレット上級者の方は、是非 森鴎外さんの訳詩集"於母影(おもかげ)"に収録された"オフェリアの歌"を一度お読みになってみて下さいませ。どんな翻訳よりも美しく、そして素晴らしいオフィーリアの歌でございます。
それでは、いってらっしゃいませ!
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